イラストを本格的に描こうと思った時、支持体となるイラストボードが売ってる場所はどこだろうと悩むことがありますよね。
一口に言っても、画材専門店のような実店舗から、品揃えが豊富なネット通販まで選択肢は様々です。
いざ探してみると、目的のサイズや紙質のものが見つからなかったり、どこで買うのが最適か分からなくなったりすることもあるでしょう。
この記事では、イラストボードの主な販売店から、それぞれのメリット・デメリット、さらには用途に合わせた選び方まで詳しく解説します。
あなたの作品制作にぴったりの一枚を見つけるための手助けになれば幸いです。
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・実店舗とネット通販のメリット・デメリット
・用途に合わせたボードの選び方
・購入前に知っておきたい基礎知識
イラストボードが売ってる場所はどこ?
忙しい方のための「先に結論!」
イラストボードは、Amazonや楽天などのネット通販で買うのが確実でおすすめです。
探しに行く手間を省いちゃいましょう。
▼画像の商品ではなく、「イラストボード」の検索結果ページに飛びます
・専門店の世界堂での取り扱い
・100均での販売状況について
・ダイソーにあるボードの種類
・種類が豊富なAmazonがおすすめ
・ポイントも貯まる楽天も便利
結局どこで売ってる?
イラストボードは、主に画材を専門に扱うお店や、品揃えの豊富な大型文房具店で購入することができます。具体的には、画材専門店の「世界堂」などが代表的です。これらの店舗では、専門知識を持つスタッフに相談しながら、実物の紙質や厚みを確認して選べる利点があります。
また、私たちの生活に身近な100円ショップでも、工作用として似たようなボードが販売されている場合があります。ただし、こちらは本格的なイラスト制作用とは品質が異なるため、用途をよく考える必要があります。
近年では、Amazonや楽天市場といったネット通販の利用が非常に便利です。実店舗では扱いきれないほどの多様な種類やサイズから選ぶことができ、価格を比較しながら自宅まで届けてもらえる手軽さが大きな魅力と言えるでしょう。
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専門店の世界堂での取り扱い
画材の専門店である世界堂は、イラストボードを探す際に非常に頼りになる場所です。実店舗では、様々なメーカーのイラストボードが豊富に揃えられており、実際に手に取って紙の質感や厚み、しなり具合などを確かめられるのが最大のメリットと考えられます。特に水彩紙やケント紙など、紙の種類による描き味の違いを重視する方にとっては、この確認作業は欠かせません。
一方で、店舗が都市部に集中しているため、お住まいの地域によってはアクセスが難しいというデメリットもあります。
しかし、世界堂はオンラインショップも運営しており、実店舗に足を運べない場合でも商品の購入が可能です。ウェブサイトでは詳細な商品説明が掲載されているため、紙の種類や厚みといった情報を基に商品を選ぶことができます。他の画材とまとめて購入すれば、送料のサービスが適用されることもあるため、計画的に利用すると良いでしょう。
100均での販売状況について
イラストボードは100均でも購入できる場合がありますが、画材店で扱っているような本格的な製品とは少し異なります。多くの場合、「工作ボード」や「カラーボード」といった名称で文具やDIY用品のコーナーに置かれています。
100均で手に入るボードのメリットは、何と言ってもその価格の安さです。試しに何かを作ってみたい時や、プレゼンテーションの簡易的な台紙、小物の撮影背景など、気軽に使える点は魅力です。
ただ、デメリットとしては、サイズや厚みのバリエーションが非常に限られていることが挙げられます。また、表面の紙はイラストレーション用に作られていないため、水彩絵具などを使うと紙が波打ったり、マーカーの色がにじみやすかったりすることがあります。したがって、作品制作を目的とする場合は、画材専門店やネット通販で適切な品質のボードを選ぶのが望ましいでしょう。
ダイソーにあるボードの種類
ダイソーでは、「イラストレーションボード」という名称の専用品を見つけるのは難しいかもしれませんが、それに近い用途で使えるボード類が販売されています。代表的なものとして、「カラーボード」や「貼れるボード」、「プラダンボール」などが挙げられます。
ダイソーで扱っている主なボード
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カラーボード: 発泡スチロール製のボードで、表面に色紙が貼られています。非常に軽く、カッターで簡単に切れるため、模型制作やポップ作成に向いています。黒や白といった基本色があります。
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貼れるボード: 片面に粘着加工が施されており、写真やポスターなどを手軽に貼り付けられます。プレゼン用のパネルとして活用できます。
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プラダンボール: プラスチック製の段ボールで、紙製のものより耐久性・耐水性に優れています。
これらの商品は、110円(税込)という手頃な価格で手に入りますが、前述の通り、あくまで工作やDIY用途が主です。絵具やマーカーでの描画を前提としたものではないため、本格的なイラストを描きたい場合は画材としての性能が不足する可能性が高いです。用途をよく見極めた上で活用するのが賢明です。
種類が豊富なAmazonがおすすめ
イラストボードを探す上で、Amazonは非常に有力な選択肢の一つです。最大のメリットは、その圧倒的な品揃えにあります。KMKケントボードのような定番品から、シリウス水彩紙ボード、ワトソンボードといった各種水彩紙ボードまで、国内外の様々なメーカーの製品が揃っています。
厚みやサイズ、紙の種類(ケント紙、水彩紙など)で絞り込んで検索できるため、自分の目的に合った商品を効率的に探すことが可能です。B4やA3といった一般的なサイズはもちろん、実店舗ではなかなか見かけない大きなサイズのボードが見つかることもあります。
また、利用者によるレビューが豊富な点も見逃せません。実際に商品を使った人の感想は、「マーカーの裏抜けはどうか」「消しゴムをかけても毛羽立たないか」といった、商品説明だけでは分かりにくい使用感を知る上で大変参考になります。
価格競争があるため、定価よりも安く購入できるケースが多いのも魅力です。プライム会員であれば送料無料で迅速に届けてもらえる点も、制作スケジュールがタイトな時には助かります。
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ポイントも貯まる楽天も便利
楽天市場も、Amazonと並んでイラストボードの購入におすすめのプラットフォームです。
楽天の強みは、何と言っても楽天ポイントが貯まる・使える点にあります。普段から楽天のサービスを利用している方であれば、貯まったポイントで画材をお得に購入することができます。
多くの画材専門店が楽天市場に出店しているため、実質的に複数のオンライン画材店を一度に見て回るような形でお買い物ができます。「中善画廊」や「アークオアシス」といった有名店の商品も扱っており、専門店ならではの品揃えの中から選べるのが魅力です。
さらに、お店によっては独自のセット商品や、まとめ買い割引を提供している場合もあります。例えば、「A4サイズ10枚セット」のような形で販売されていることも多く、頻繁にボードを使用する方にとってはコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
ただ、店舗ごとに送料の条件が異なるため、購入時には商品価格だけでなく送料もしっかり確認することが大切です。
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イラストボードが売ってる場所とあわせて知っておきたいこと
・基本的な使い方と描けるもの
・購入前に確認したいサイズ表
・初心者向けのおすすめボード
まずはイラストボードとは?を知ろう
イラストボードとは、ケント紙や水彩紙といったイラストレーションに適した紙を、厚紙(板紙)に貼り合わせてボード状にした画材のことを指します。英語では「Illustration Board」と呼ばれます。
この加工により、紙単体で使う場合に比べて格段に強度と剛性が増します。
最大の特長は、水彩絵具のような水分の多い画材を使用しても、紙が波打ったりシワになったりしにくい点です。
通常、水彩画を描く際には、あらかじめ紙を水で濡らしてパネルに張り付ける「水張り」という作業が必要ですが、イラストボードならその手間を省いてすぐに描き始めることができます。
厚みは1mm程度のものから3mmを超えるものまで様々で、しっかりとした厚みがあるため、画板がなくても安定した状態で描画に集中できます。
プレゼンテーションの台紙や、完成した作品をそのまま飾る際の支持体としても活用される、非常に便利な画材です。
基本的な使い方と描けるもの
イラストボードの使い方は非常にシンプルで、購入したらそのまま描き始めることができます。前述の通り、水張りのような下準備は必要ありません。その強度から、机の上で直接描くだけでなく、イーゼルに立てかけて制作することも容易です。
この画材の魅力は、その汎用性の高さにあります。表面に貼られている紙の種類によって適した画材は異なりますが、一枚で多様な表現が可能です。
主な使用画材と用途
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ケント紙ボード: 表面が滑らかなため、ペンや製図ペンによるシャープな線画、マーカー、色鉛筆での緻密な表現に向いています。デザイン画やコミックイラストで広く使われます。
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水彩紙ボード: 表面に独特の凹凸(紙肌)があり、絵具の発色が良いのが特長です。水彩絵具を使ったにじみやぼかしの技法を美しく表現できます。
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カラーボード: タント紙やNTラシャといった色画用紙が貼られたボードです。紙の色を活かした作品制作や、切り絵、建築模型、プレゼン用の台紙など、幅広い用途で活躍します。小物を撮影する際の背景としても便利です。
このように、イラストレーション制作はもちろん、ウェルカムボードや店舗のポップ作りなど、アイデア次第で様々なシーンで活用できるのがイラストボードの面白さです。
購入前に確認したいサイズ表
イラストボードを選ぶ際には、作品の目的やイメージに合ったサイズを選ぶことが大切です。
サイズには、国際的な規格である「A判」「B判」と、日本の絵画制作で伝統的に使われてきた「F・P・M・S号」という規格があります。
それぞれのサイズを把握しておくと、購入時に迷うことが少なくなります。
A判・B判 規格紙サイズ
A判・B判は、コピー用紙などでおなじみの一般的なサイズ規格です。
F・P・M・S号 キャンバスサイズ
F(Figure)、P(Paysage)、M(Marine)は、それぞれ人物、風景、海景を描くのに適した縦横比とされています。
S(Square)は正方形です。日本画や油彩の規格ですが、イラストボードでもこの号数サイズで展開されている商品があります。
完成した作品を額装したい場合、これらの規格サイズに合わせておくと、既製品の額縁を選びやすくなるという利点があります。
初心者向けのおすすめボード
初めてイラストボードを使う方は、どの種類を選べば良いか迷うかもしれません。
ここでは、使いたい画材に合わせて、初心者にも扱いやすいおすすめのボードをいくつか紹介します。
色鉛筆やマーカー、ペン画が中心なら
ケント紙ボードが最適です。KMKケントボードやオリオンバロンケントボードなどが有名です。
ケント紙は表面が硬く滑らかで、ペン先が引っかかりにくく、均一でシャープな線を描くことができます。
マーカーの色もきれいに乗り、色鉛筆での重ね塗りや混色もしやすいです。
消しゴムをかけても紙が毛羽立ちにくい点も、初心者にとっては扱いやすいポイントと考えられます。
透明水彩絵具を使いたいなら
水彩紙ボードを選びましょう。ワトソンボードやホワイトワトソンボード、シリウスボードなどが定番です。
これらの水彩紙は、絵具の発色が良く、にじみやぼかしといった水彩特有の技法を活かすことができます。
紙の表面には適度な凹凸があり、絵具の溜まり具合で独特の表情が生まれます。まずは中目(ちゅうめ)の紙肌のものから試してみると、癖が少なく扱いやすいでしょう。
もし、どちらの画材も試してみたいという場合は、オリオンなどのメーカーから様々な種類のボードが少量ずつセットになった「スターターパック」のような商品も販売されています。
これを利用して、自分に合った紙質を見つけるのも一つの良い方法です。
まとめ:イラストボードが売ってる場所
記事のポイントをまとめます。
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イラストボードは画材専門店や大型文房具店、ネット通販で購入可能
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実店舗のメリットは実物を手に取って確認できること
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実店舗のデメリットは場所が限られること
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世界堂は品揃えが豊富でオンラインショップも運営
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100均では本格的なイラストボードの入手は難しい
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ダイソーでは工作用のカラーボードなどが手に入る
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ネット通販は種類が豊富で価格比較が容易
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Amazonは圧倒的な品揃えとレビューが魅力
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楽天はポイント活用や専門店からの購入が便利
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イラストボードは紙と厚紙を合わせたもので水張りが不要
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ケント紙ボードはペン画やマーカー、色鉛筆向け
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水彩紙ボードは水彩絵具の技法を活かせる
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サイズにはA判・B判と号数規格がある
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用途に合った紙質とサイズを選ぶことが大切
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初心者の方は定番のケント紙や水彩紙ボードから試すのがおすすめ
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